【大公開】見せます!対話式条文解説 第3条

契約書 第3条はこんな感じで解説しています!

『MISSION-ミッション-』をお読みくださり、誠にありがとうございます。

『MISSION-ミッション-』…長かったですよね。

ありがとうございます。

本当に感謝、感謝です!

 

さてさて、ここではコーチ専用の『対話式条文解説』の一部を大公開しています。

どんな解説しているのか、気になりますよね?

だって、解説しているのは、あのリッチー先生ですよ。

『MISSION-ミッション-』を読んでくださった方はご存知だと思いますが、

ときどき変なことを言ったりしますよね。

契約をもっと楽しくセクシーに!

と言ったり

人類温暖化に貢献、とか…。

それに、みんなでノーベル平和賞を受賞しよう!って、

なんでコーチ・カウンセラー・キャリアコンサルタントの私たちがノーベル平和賞を取らなきゃいけないのよー

って思いますよね。

だから

「リッチー先生で大丈夫なの?」

「ちゃんと解説してくれているの?」

って心配になりますよね。

分かります。その気持ち。

それに、『MISSION-ミッション-』第1章-4「利益を確保したければ契約書にこの規定を入れるべし!?  (Mission 1-4)」で、リッチー先生が売上を確保できるなんて簡単に説明しているので、ホンマかいな?って感じがしますよね。

そんな契約書が本当にあるの?ってね。

 

では、実際に『対話式条文解説』ではどのように解説しているのでしょうか…

みなさんの声に応えて御開帳、じゃなくて大公開します。

 

これは、実際に商品として販売している『(コーチのための契約書・同意書)対話式条文解説』の中身そのものです。

本来は購入した方だけが見ることができるものですが、特別に大公開します。

ウソ?

いえいえ、本物ですよ。

この商品を手にしていただくと分かりますが、第3条の解説はこれとまったく同じ文章が載っています。

カウンセラー専用、キャリアコンサルタント専用の「対話式条文解説」でも、ほぼ同じ内容になっています。

今回公開するものはコーチ専用ですので、あおいさんは『MISSION-ミッション-』と同じく「コーチ」として登場します。

会話の雰囲気も『MISSION-ミッション-』と同じですよ。

そのあたりも読み比べてみてくださいね。

それでは、はじまりはじまり~。

 

 

リッチー先生:さて、次は第3条です。

あおいさん♪:セクシー条文はとても分かりやすいですね。

リッチー先生:じゃあ解説飛ばしてもいいかな?

あおいさん♪:ダメです!

リッチー先生:冗談ですよ。1項はコーチングセッションの日時についてです。これは事前にしっかり決めておきましょう。セッションを行った日に「次回のセッションの日時はいつにしましょうか」と提案すると、スケジュール調整が楽になります。

あおいさん♪:いつもそうしてます。

リッチー先生:いいですね。コーチとクライアントに信頼関係ができていれば、いつでもセッションの日時を決められます。問題は、一度決めたセッションの日時を変更しなければならないときです。クライアントがセッションの予定日に都合が悪くなることがありますよね。

あおいさん♪:ありますね。

リッチー先生:クライアントの数が増えていくことを想定して「24時間前」ルールの導入をお勧めします。

あおいさん♪:「24時間前」ルールというと何だか厳格な感じがしますね。

リッチー先生:きっかり「24時間前」という数字よりも、「当日の変更はできません」と宣言しておくことに意味があります。

あおいさん♪:以前の私は、クライアントの当日の変更に悩まされていました。

リッチー先生:そうでしたね。いつでも日時を変更できることは、クライアントにとっては魅力的です。しかし、当日に変更を希望するクライアントが多くなった場合、コーチにとっては困ることがありますよね。

あおいさん♪:利益が確定しないことですね。

リッチー先生:そのとおりです。会計上は、クライアントから入金があった時点で「売上」として計上しているかもしれませんね。でも、このときはまだ最終的な利益は確定していません。

あおいさん♪:最終的な利益が確定するのはいつですか?

リッチー先生:これは会計・経理の話になりますが、コーチがクライアントからコーチング料金を事前に受け取った場合、この時点では「売上」ではありません。

あおいさん♪:え?「売上」ではないんですか?

リッチー先生:「売上」にはなりません。

あおいさん♪:ではいつ「売上」になるんですか?

リッチー先生:それは、セッションを終えたときです。たとえば、3月1日に契約して、3月5日にコーチング3回分の料金60,000円を受け取ったとします。会計上このときの仕訳で使う勘定科目は「売上」ではなく「前受金」になります。

あおいさん♪:ちょ、ちょっと先生、簿記の解説みたいになってるんですけど…。

リッチー先生:あおいさんのように、個人事業主としてビジネスをしている方は多いはずです。確定申告もするはずです。なのでちょっとだけ解説します。

あおいさん♪:先生は、簿記や会計のことも分かるんですか?

リッチー先生:独立する前は、経理の仕事をしていました。

あおいさん♪:じゃあ簿記の勉強もしたんですか?

リッチー先生:もちろんです。簿記2級を取ったところで勉強はやめましたが、独立してからも簿記の知識は役に立っています。

あおいさん♪:そうなんですか。じゃあ解説を真面目に聞きますね。

リッチー先生:真面目に聞いてください!「売上」ではなく「前受金」だということは分かりましたね?

あおいさん♪:分かりました。

リッチー先生:ではいつ「売上」になるかというと、1回目のコーチングが3月15日に行われると、このときに3月5日に受け取った60,000円のうち20,000円分が「売上」として計上されます。2回目のコーチングが4月15日に行われたとすると、この日にまた20,000円分が「売上」として計上され、最後の3回目が5月15日に行われたとすると、この日に残りの20,000円分が「売上」として計上されます。

あおいさん♪:そうすると、コーチング料金の60,000円がすべて「売上」になるのは5月15日ということですか?

リッチー先生:そうなんです。細かいことですが、会計ルールによると「売上」を計上するためには、その事実が必要になります。つまり「コーチングを行った」という事実が必要です。3月5日の時点では、まだその事実は発生していません。逆に、コーチングを行うという債務を履行する前にお金を受け取っているので、この時点では60,000円の負債を負っていることになります。

あおいさん♪:負債ですって!?

リッチー先生:「前受金」というのは負債の勘定科目です。

あおいさん♪:先生、もう結構です!これ以上会計の話は要りません!

リッチー先生:では、元に戻りましょう。あおいさんを悩ませていたことは、クライアントがセッション日時の変更を繰り返すことによって、コーチングを行う日がズルズルと延びてしまうことでしたよね?

あおいさん♪:はい。

リッチー先生:会計の話で言うと、キャンセルが続いてしまうと、いつまで経っても「売上」が計上できない。つまり、いつまで経っても最終的な利益が確定しないことになってしまうんです。これでは稼いだことにならないんですよ。

あおいさん♪:利益が確定しないと安心できません。

リッチー先生:そうですよね。コーチングをボランティアでやっている方はそれでもいいかもしれません。でも、ビジネスとしてやるのであれば、コーチが安心できるように、しっかりした契約を交わしておくことが必要です。

あおいさん♪:契約書が利益を確定してくれるなんて考えてもみませんでした。

リッチー先生:契約の目的は、コーチがクライアントとのトラブルを回避することだけではありません。コーチのビジネスを発展させるためには、利益を確定させるためのルールも規定しておくことが必要です。そこで、第3条の2項では、セッション開始予定時刻の「24時間前」に利益が確定できるように規定してあります。この規定があることによって、セッションの日時が確定するだけでなく、利益も確定します。

あおいさん♪:でも2項の条文からは、「利益を確定させる」とは読めないんですが。

リッチー先生:鋭いですね。利益が確定するための条文は4項に書いてあります。

あおいさん♪:4項ですね。4項に「本条第2項及び前項」とあるところが気になります。

リッチー先生:4項は、2項と3項に関係しているので、まずは3項について説明しておきましょう。3項で気になる点はありますか?

あおいさん♪:ええっと、正直に言ってもいいですか?

リッチー先生:どうぞ。

あおいさん♪:セクシー条文の事例は納得がいきません。

リッチー先生:えぇ?あそこは自信を持って説明しているところなんですが。

あおいさん♪:私は、たとえクライアントの連絡が遅くなったとしても、トレーニングジムやハッピーアワーのために居酒屋へは行きません。

リッチー先生:落ち着いてください。これはあおいさんのことではありませんよ。

あおいさん♪:あれ?

リッチー先生:すっかりご自身のことと思い込んでしまったようですね。

あおいさん♪:すいません。

リッチー先生:あおいさんは、トレーニングジムに行ったりしますか?

あおいさん♪:はい。

リッチー先生:ハッピーアワーを利用して居酒屋に行くことはありますか?

あおいさん♪:あります。

リッチー先生:私もありますよ。

あおいさん♪:えー?

リッチー先生:落ち着いて聞いてくださいね。あおいさんがトレーニングジムや居酒屋に行くのはどういうときですか?

あおいさん♪:プライベートの時間に行きます。

リッチー先生:そうですよね。仕事中には行きませんよね。

あおいさん♪:はい。

リッチー先生:3項は、「10分経過前」ルールを規定していて、セッション開始時刻から10分経過したら、それ以降の時間はコーチのプライベートの時間になりますよってことなんです。

あおいさん♪:そんなこと可能なんですか?

リッチー先生:可能です。

あおいさん♪:じゃあ10分経過したらトレーニングジムに行ってもいいんですか?

リッチー先生:いいんです。

あおいさん♪:ハッピーアワーの居酒屋に行ってもいいですか?

リッチー先生:もちろんです。

あおいさん♪:すごーい。

リッチー先生:昼飲みもオッケーです。

あおいさん♪:わーい。

リッチー先生:ちょっと落ち着て聞いてくださいね。

あおいさん♪:はいっ♬

リッチー先生:3項で規定しているのは、クライアントがセッション開始時刻に遅れる場合のことです。2項のルールによってセッションの開始日時は確定しています。もう変更できません。あとは、クライアントがセッションの予定時刻に間に合わない場合と、急な予定が入ってしまってセッションを受けることができなくなってしまった場合にどのように対応するかです。ここまではいいですね?

あおいさん♪:はい。

リッチー先生:クライアントは、遅れるときの連絡、又は、セッションを受けることを止めるときの連絡は「開始予定時効から10分経過する前(10分経過前ルール)」までにしなければなりません。そのことをしっかり理解してもらいましょう。もし連絡がないまま10分経過したら、クライアントは、コーチからコーチングサービスを受ける権利を放棄したことになります。一方、コーチはクライアントにコーチングセッションを行う義務から解放されます。これ以降はプライベートの時間なので、何をしてもコーチの自由です。ここまではいいですか?

あおいさん♪:大丈夫です。

リッチー先生:もちろんクライアントは、10分経過前までにちゃんと連絡しておけば、権利を放棄することにはなりません。仮に60分間のセッションに45分遅刻したとしても、残りの15分間はコーチングを受ける権利が残っています。

あおいさん♪:ここはコーチとクライアントとのコミュニケーションの問題ですね。

リッチー先生:そうです。信頼関係があれば、クライアントはしっかりルールを守ってくれるはずです。

あおいさん♪:なるほど。

リッチー先生:では、4項の説明をします。セッション開始時刻から10分経過前に何にも連絡してこない場合には、クライアントは、コーチからコーチングサービスを受ける権利を放棄したことになることは説明しましたね?

あおいさん♪:はい。

リッチー先生:4項のポイントは、クライアントは権利を放棄したとしても、「コーチング料金を支払う義務は免れない」という点です。もう少し分かりやすく言うと、「クライアントはコーチングを受けなくても、お金だけは払わなければならない」ということです。

あおいさん♪:これが「利益を確定させる」ということなんですね。

リッチー先生:さすが、あおいさん。そのとおりです。

あおいさん♪:さきほどの話とつながりました。

リッチー先生:すばらしい。2項の「24時間前」ルールと3項の「10分経過前」ルールは、4項で「利益を確定させる」ための布石です。だから4項の条文には「本条第2項及び前項に該当し」との規定が入っているのです。

あおいさん♪:そういうことなんですね。

リッチー先生:そうなんです。だから事前に支払ってもらった料金は当然お返ししませんし、まだ支払われていないときは、後日しっかり請求することができます。この規定があるおかげで、コーチは利益を確保することができます。コーチは、団体客の宴会予約を受け付けて、無断キャンセルされる居酒屋の二の舞になってはいけません。

あおいさん♪:4項は、賢くしっかり請求できるルールなんですね。

リッチー先生:そのとおりです。では、最後の5項です。これはコーチの方が、何らかの都合でセッションの日時を変更しなければならないケースを規定しています。

あおいさん♪:5項を読むと、コーチが優遇されているように読めるのですが。

リッチー先生:そうですね。たしかに、クライアントの義務になっている24時間前までに連絡するというような規定にはなっていません。「速やかに」となっているだけです。実はあえてそのように規定しているんです。

あおいさん♪:なぜですか?

リッチー先生:そもそもセッションはコーチがいないと始まりませんよね?クライアントはコーチングを受けたくて契約している訳ですから、コーチからの日時の変更を責めても意味がありません。

あおいさん♪:コーチの都合に合わせてもらうということですか?

リッチー先生:そういうことになります。ただ、クライアントに迷惑をかけてしまうことは事実なので、できれば最小限に抑えたいところです。だからすぐに連絡することと、変更に至った経緯をしっかり説明して理解を得る必要があります。信頼関係ができていれば、そうそう困ることにはなりません。代替日時については、しっかり話し合って決めましょう。そういう規定です。

あおいさん♪:分かりました。

 

リッチー先生:次は、少しだけ第3条の運用について説明します。3項の「10分経過前」ルールについてですが、これを厳格に運用するとクライアントが不満を持つ可能性があります。

あおいさん♪:どういうことですか?

リッチー先生:仮に、クライアントがセッション開始予定時刻の12分経過後とか13分経過後に連絡してきた場合、契約上は権利を放棄したことになります。つまり、契約上コーチは、コーチングは行わないけど料金だけはいただくことができます。しかし、既に10分経過しているからその日のコーチングを行わないとした場合、クライアントは「ちょっとくらい大目に見てくれてもいいじゃないか」と思うはずです。この気持ちを考えると、「10分経過前」ルールをどのように運用すべきかは慎重さが必要です。

あおいさん♪:ルールですから、って突っぱねるのは冷たい感じがしますね。

リッチー先生:そうですね。「10分経過前」ルールを定めて緩やかに運用するのか、または「20分経過」ルール等を定めて厳格に運用するのか、ここはコーチのビジネススタイルによるのだと思います。

あおいさん♪:ずっと待っていたらどうですか?

リッチー先生:そんなコーチがいたらすてきですね。私の知り合いのコーチは、「10分経過前」ルールを超緩く運用して、とにかく待つそうです。もし60分間のセッションを予定していて、セッション開始予定時刻から55分遅れて連絡が来たときに「あなたの連絡を待っていましたよ。あなたの声が聞けてうれしいです。」って言えるコーチでありたいからだそうです。

あおいさん♪:すてきですね。私も待ち続けます。

リッチー先生:居酒屋のハッピーアワーはいいんですか?

あおいさん♪:いいんです。クライアントを待つ時間の方がハッピーアワーですよ。

リッチー先生:わお!

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いかがでしたか?

契約書って、トラブルを回避するためだけじゃなく、利益を確保してくれるものでもあるんですね。

しかも、ルールの運用の仕方によって、クライアントとの信頼関係がさらに深まっていく…。

目から鱗です。

どんな契約書を使っているかによって、稼げる人と稼げない人が出てきそうですね。

さて、『対話式条文解説』はこんな感じで『契約書』と『同意書』の全条文を解説しています。

ときどき脱線することもありますが、コーチ・カウンセラー・キャリアコンサルタントとして知っておくとプラスになるお話を載せています。

リッチー先生とあおいさんは、『対話式条文解説』であなたとの再会を楽しみにしていますよ。

それでは~。

 

 

 

 

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