第2章

3 君が君自身であれば、世界は豊かで美しい!?

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あおいさん♪:じゃあその必要性はどこから来るんですか?

リッチー先生:それは、コーチ、カウンセラー、キャリアコンサルタントとクライアントをつなぐ温かいものです。

あおいさん♪:私ずっと考えていたんです。温かいものが一体何なのかって。あの日、先生から『契約書』『同意書』と『対話式条文解説』をいただきました。契約書の第1条に自分の思いを入れたら、冷たいイメージだった契約書が温かいものに感じられたんです。契約書に触れると自分が幸せだと思えました。それは今まで感じたことのない、とても不思議な感覚でした。そしてクライアントに早く見せたい、この思いを伝えたい、そんな気分になりました。それが昔感じた何かに似ているんです。

リッチー先生:昔感じた…。それは何ですか?

あおいさん♪:まるでラブレターのようなんです。

リッチー先生:ラブレター…。すてきですね。

あおいさん♪:私はリッチー先生のお考えを聞きたいんです。そもそも契約書の中にコーチの思いを入れようなんて、そんなことを言う法律家はいません。私は今まで、自分だけが守られる契約書があればいいと考えていました。とても利己的です。分かっています。簡単にお金が入って自分が守られるのであれば、誰が作ったものであろうと関係ない。冷たくても何でも良かったんです。でも、リッチー先生と出会って変わりました。『対話式条文解説』を読んで契約書を作ったら、心がとても温かくなったんです。そしてこの温かさを多くのクライアントと共有したいって思ったんです。だからこの温かさの正体を知りたいんです。教えてください、リッチー先生!この温かさは一体何なんですかっ?

リッチー先生:それは…、愛です。

あおいさん♪:愛…。

リッチー先生:そうです。私は、コーチ、カウンセラー、キャリアコンサルタントたちはクライアントに愛を提供する存在だと考えています。この愛というのは、国籍、人種、信条、性別を超えたものであり、宗教とはまったく関係のないものです。それは人に対する優しさ、人を大切にする気持ち、人類愛と言えば分かりますか?

あおいさん♪:分かります。

リッチー先生:今、世界の潮流は分断です。多くの国で自国の利益を第一に考える保守的なリーダーたちが台頭しています。この流れは、世界平和の観点からは歓迎すべきものではありません。おそらく『ノストラダムスの大予言』が現実になります。間もなく恐怖の大王がやって来るでしょう。

あおいさん♪:せっ先生、話がぶっ飛んでいます。

リッチー先生:いや、ぶっ飛んでいるのは『変態仮面』を演じた鈴木亮平です。

あおいさん♪:ヘンタイカメン?何ですかその汚らわしい名前は?

リッチー先生:パンティを被ったスーパーヒーローの物語です。

あおいさん♪:パっパンティを被ったって、変態男じゃないですか!先生はそんなお下品なものが趣味なんですね?

リッチー先生:喝っ!それはあまりにも表面的な見方です。まったく物事の本質を捉えていません。それは村上春樹の『ノルウェイの森』を単なる恋愛小説だと思い込んでいる人と同じくらい浅い見方ですよ。

あおいさん♪:モー何の話ですかー!

リッチー先生:愛が欠乏しているんです。

あおいさん♪:え?

リッチー先生:世界にも、日本にも、私と妻の間にも。

あおいさん♪:先生の奥様?

リッチー先生:愛が足りていないんです。戦時中、終戦直後の日本は貧しかった。街は焼け野原で食べ物もない。しかし、そこからみんなが頑張った。そうしたら奇跡が起きた。高度経済成長期を経て経済大国と言われるまでになった。便利で豊かで平和な日本。

あおいさん♪:戦後の日本の歴史は輝かしいものですよね。

リッチー先生:でもそれは、表面的な日本の姿ではないでしょうか。

あおいさん♪:表面的な日本…。

リッチー先生:物質的に豊かになった反面、精神的な豊かさは失われているように思います。現実的に、今の日本は多くの問題を抱えています。相対的貧困率の上昇、DV、離婚、シングルファーザー、シングルマザー、パワハラ・セクハラ、ブラック企業、非正規社員の増加、外国人労働者への差別、家庭内殺人、若者の自殺、いじめ、不登校・ニート・ひきこもり、8050問題、孤独死、ジェンダー意識、心の病、自己責任論、愛着障害、若年層の自己肯定感の低さ、薬物依存、アルコール依存、他にも多くの社会問題があります。ニュースなどでご存知ですね?

あおいさん♪:なんだかとても冷たい社会のように感じます。

リッチー先生:残念ながら、これも現実なんです。この国では、幸せに生きている人たちがいる一方で、幸せを感じられない人たちもいます。私たちのクライアントになる人たちの社会的背景はさまざまですが、これからの時代は、日本社会にあるいろいろな問題を抱えた当事者たちも、私たちの潜在的なクライアントになっていくと思うのです。

あおいさん♪:潜在的なクライアント。これから私たちのクライアントがもっと増えていくということですか?

リッチー先生:クライアントが増えるだけではありません。コーチ、カウンセラー、キャリアコンサルタントとしてビジネスをする人も増えていきます。とくに、キャリアコンサルタントのケースでいえば、2025年頃までに10万人に増やすことが国家目標となっています。

あおいさん♪:10万人ですか。

リッチー先生:そうです。もちろん全ての人が独立してビジネスを行うわけではないでしょう。社内キャリアコンサルタントの方も大勢いますから。ただ、副業等を考えると、社内でも社外でもビジネスを行う人はいるはずです。

あおいさん♪:最近、副業でコーチをする方が増えているように感じます。

リッチー先生:コーチはもちろん、副業でカウンセリングを行う人も増えています。

あおいさん♪:やはりそうですか。

リッチー先生:でもこれは歓迎すべきことだと思いますよ。この社会に貢献しようと考え行動する人が増えるということは、幸せになる人も増えるはずですから。

あおいさん♪:でも、競争が激しくなるのではないでしょうか?

リッチー先生:参入者が多くなれば競争原理が働くことは否定できません。

あおいさん♪:競争に勝つにはどうしたらいいですか?

リッチー先生:選ぶのです。

あおいさん♪:え?何を選ぶのですか?

リッチー先生:他人の世界で生きるのか、自分の世界で生きるのかを。

あおいさん♪:他人の世界、自分の世界…。

リッチー先生:君は君自身であるために存在している。君が君自身であれば、世界は豊かで美しいのだ。

あおいさん♪:それは、私が私自身であれば…。

リッチー先生:ドイツの文豪の言葉を借りればそういうことです。誰かのマネではなく、他のコーチとは比較されない世界で生きることです。言うなれば、No.1ではなく、Only One を目指すのです。

あおいさん♪:Only One …。

リッチー先生:契約書の第1条を見てください。ここにあるのはあおいさんの思いそのものです。あなたは既に、他のコーチと比較されない、唯一無二、魅力ある Only One のコーチとして歩み出しています。

あおいさん♪:魅力あるOnly One…。

リッチー先生:その思いがあなたのビジネススタイルとして、直接的または間接的にクライアントに伝わります。だから競争する必要はありません。君自身であれ!

あおいさん♪:でも、実感がありません…。

リッチー先生:では、ここで私のモットーを聞いてくれますか?

あおいさん♪:それはもう知っています。「契約をもっと楽しくセクシーに!」ですよね?

リッチー先生:いや、他にもあるんです。

あおいさん♪:え?